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学校紹介

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患者さんに寄り添える整形外科医を目指して

2024年3月4日
在校生に聞きました

watanabe
受験コース(理系)3年
清明学園中等部出身
埼玉医科大学医学部進学

今回は、埼玉医科大学医学部に合格した渡邉陸くんにインタビューしました。 どんな勉強をして医学部に合格したのでしょうか。

―まず、駒大高校に入学した経緯を教えてください。
渡邉:私は他校を第一志望にしていて、駒大高校は併願校として志望しました。部活動を頑張っている同じ中学の友人が駒大高校を受験するというので興味をもち、志望校に決めました。

―受験コース理系を選び、医学部を志望校にしたのはなぜですか?
渡邉:駒大高校に入学した時から他大学を受験することは決めていましたし、理系科目が得意だったので、迷わず受験コース理系を選びました。私は人とコミュニケーションをとることが好きなので、理系の道に進むとしたら、研究を黙々と進める仕事よりも医師のような仕事の方が合っていると思い、医学部を志望するようになりました。中学時代に野球で肩を怪我して整形外科で治療を受けていたのも、医学に関心をもった理由の一つです。

―高校では柔道部に所属していましたが、部活動の様子と受験勉強との兼ね合いについて教えてください。
渡邉:1年次の担任の先生が柔道部の顧問で、熱心に誘ってくださったのが入部のきっかけです。初心者でしたが、東京都で団体ベスト16まで進みました。最終的には部長まで任せていただき、リーダーシップをとる経験を積むなど充実した時間を過ごすことができました。この経験は、医学部の面接でも生かされたと思います。試験の前日には顧問の先生に厳しく面接練習をしていただき、ガチガチに緊張したので、本番の方がリラックスして臨めました。
また、柔道部の活動によって緊張感への対応力がつきました。柔道は一対一で対戦する競技で、かなりの緊張感を伴います。試合などでその緊張感と向き合ったことは、自分の力を発揮する訓練になりました。現役時は週6日の練習で忙しかったですが、通学などの隙間時間をフル活用し、毎日5時間は学習時間をとるようにしていました。引退後は時間があればずっと休みなく勉強していたという感じです。予備校は、部活動との兼ね合いで放課後の融通が利くところに一応通ってはいましたが、そこまで依存することはなく、基本は学校の授業と自学自習で力をつけました。


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―駒大高校の受験コースで学んで、よかったことは何ですか?
渡邉:私はわからない問題があるとすぐに職員室に行って質問をしていたのですが、どの先生も質問したことに100で返してくださったので、そこが一番ありがたかったです。授業をしっかり受けたことで、基礎固めができたと思います。授業でもらったプリントを何度も繰り返し学習しました。

―医学部を受験するにあたり、おすすめの勉強法はありますか?
渡邉:むやみに難しいものに手を出すのではなく、基本的な問題をミスなくこなし、高得点をとれるような学習をすべきだと思います。医者というのはミスが許されない仕事なので、医学部の入試でもそこが問われているのかなという感じがしています。

―最後に、将来の目標を教えてください。
渡邉:患者さんに寄り添えるような医師になりたいです。特に自分がスポーツで怪我をした経験があるので、整形外科医としてスポーツ選手の治療をしたいと思っています。

部活動の経験を勉強にも生かす「行学一如」を成し遂げた3年間だったのですね。
ニコニコとおだやかに話をしてくれた渡邉くん。きっと患者さんの心を開かせるお医者さんになってくれるのではないかなと思いました。これからも頑張ってください!

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