国公立大学首都大学東京キャンパスツアー

2016年7月15日

期末試験を終えた7月15日（金）、1・2年生の各クラスの希望者「76名」が東京都の公立大学「首都大学東京」のキャンパスを訪れ、キャンパスツアーを行いました。特別な縁で毎年実施されているこのキャンパスツアーは、実際の教室で模擬授業を受けることもできる、駒大高のオリジナルプログラムです。
初めて大学を訪れる1年生も多く、大学進学に向け意識を高める時間となりました。

首都大学東京とは…
多摩（南大沢）に作られた広いキャンパスを中心に、医学部を除くほぼすべての学部が存在します。「タイムズ世界大学ランキング」（Times Higher Education World University Ranking 2015-2016）では、筑波大学、北海道大学、九州大学、東京医科歯科大学とともに国内9位にランク付けされており、近年の国公立人気の中、本校でも横浜国立大学・東京学芸大学とならび、目標となる国公立大学として注目されています。落ち着いた雰囲気の中にある、充実した学習環境・研究環境を見る事ができます。

キャンパス内を見学
1年生は学校でのHRを終え、12時に南大沢駅前に集合しました。大学は試験直前の期間であり、昼休みや空き時間も各教室で自習する大学生の姿が印象的でした。高大連携室で資料を受け取ると、その後は現役の大学院生達が広いキャンパスを案内してくれました。
図書館や国際交流会館など、まるで高級ホテルのように充実している各施設。院生はそれぞれの研究部屋を案内してくれ、自分達の取り組む研究についても紹介してくれました。昼食は、現役大学生と一緒に大学食堂で食べました。高校とは全く違う世界に目を丸くする生徒たち。未来、そこにいる自分が想像できたかな？

模擬授業
15時からは，首都大学東京都市環境学部地理環境コースの松山洋教授が、駒大高の生徒のために模擬授業をしてくださいました。授業のタイトルは「地図学の聖地－水平編－」です。内容は、地図を作ったり測量する上で重要な土地を、松山先生が実際に訪れるというものです。大学2年生が受けている授業内容ということでしたが、先生のユーモアとクイズ形式の模擬授業に、みんなあっという間の1時間でした。何かを追求するって面白い！その事が伝わっているとよいなと思います。

18時　キャンパスツアー終了…
広いキャンパスを見学し、大満足の生徒たち。「ここに来たい！」そんな声があちこちから聞こえました。このキャンパスツアーは、これから自分の志望を決めていく上で、「高いものを見て、憧れを持ち、目指してもらいたい」そんな想いから企画されています。企画は、都市環境学部地理環境コースの全面的協力によって成り立っています。お忙しい中協力してくださった松山教授をはじめ、各研究室の院生の皆さん本当にありがとうございました。