全国高校サッカー 初戦を完封勝利 夢への挑戦始まる
- 2017年1月2日
つきぬけるような青空の下、ついに2017年駒澤大学高等学校サッカー部の栄光への挑戦が始まった。
前大会で全国ベスト8に輝き、2年連続、3回目の全国高校サッカー選手権大会への出場を成し遂げたサッカー部は、
今年はシードの2回戦からの登場となり、香川県代表、高松商業と初戦を戦った。
地元駒沢オリンピック公園陸上競技場での一戦に、多くのOB・OG、地元の方々や生徒達も応援に駆けつけ、スタンドを赤く染めた。
都内最多の268名の部員数を誇るサッカー部は、チーム内をいくつにもわけ、活発に競争する中でメンバーが成長してきた。
共に戦った全員の想いを背負い、選ばれた11名が最初のコートに立った。
ゲームは駒大高校がボールを支配し、押し込む展開で始まった。
しかし、ディフェンスラインを下げて待ち構える高松商業に、
駒大高校得意のプレスサッカーがうまく機能せず、前半は歯がゆい時間が続く。
ゴール前に何度もボールを運ぶも、人数をかけて守るディフェンスをかわしきる事が出来なかった。
予選の決勝でゴールを決めた西田直也が絶好の位置からシュートを放つが、惜しくも枠を外れた。
前半を0-0で折り返した駒大高は、ハーフタイムでの檄を受け、
後半、前線からのプレスを強化する。すると、ようやく本来のリズムが戻り始めた。
相手に身体を寄せてボールを奪うと、エース矢崎を中心に、華麗な足技もゴール前で見られるようになった。
そして後半17分、ロングスローを起点にして、交代したばかりの米田泰盛が、
振り向きざまに蹴り込みゴールを奪った。
その後も攻撃の手をゆるめなかった駒大高。
追加点こそならなかったが、迫力を見せつけ1-0で勝利した。
昨年よりさらに成長したフィジカル面の強さを見せつけた初戦。
スタンドには「全国制覇」を掲げたフラッグが飾られていた。
あくまでも挑戦者、しかし、今年はその言葉を信じさせる迫力と実績がある。
明日は山梨県代表山梨学院とベスト8をかけての決戦となる。
山梨学院は初出場だった2010年度大会においてベスト16の舞台で敗れた相手である。
リベンジを果たしてこそ、その先の夢が開ける。
伝統校相手に苦しい試合になるかもしれないが、
3年間の想いを胸に最後まで走りきり、さらに大きな感動を、皆に与えて欲しい。
お忙しい中応援に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
明日もまた、スタンドを赤く染め、さらなる夢の続きを願いましょう。
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明けましておめでとうございます。今年も本校をよろしくお願いいたします。