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「人間の基礎となる土台をしっかり作った高校時代が、私の原点になりました」卒業生 大林 将之さん

2015年9月16日
卒業生、駒高を語る

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大林将之さん
明治学院大学法学部4年生    
体育会サッカー部 副主将
日本生命内定
―今回は、就職が決まったという報告に久しぶりに母校を訪れてくれた、卒業生の大林将之さんにお話をうかがいます。やっぱりちょっと大人になりましたね!ではまず、駒大高校に入学した理由を教えてください。
大林:サッカー部に入部したかったというのが一番大きな理由です。自宅が西東京市の田無にあるので通学は大変でしたが、部活動と学業を両立して頑張っていました!

―高校時代、大林くんはサッカー部の副キャプテンとして活躍し、駒大高校が全国高校サッカー選手権に出場した時も、2年生ながらメンバーに選ばれていましたよね!私は大林くんに「優等生」というイメージを持っていましたが、実際、勉強の方はどうだったんですか?
大林:1年生最初のテストは500人中6位をとったのですが、その後は下降しました(笑)。といっても常に50番以内は確保し、評定も4.6ありました。他大学受験をするつもりでサッカー部顧問の大野先生に相談したところ、「明治学院大学に指定校推薦で入学して、サッカーを続けてみないか」とアドバイスをいただき、心を決めました。

―大学のサッカー部、練習は大変ですか?
大林:練習は週6日あり、なかなか忙しいです。自宅が大学から遠いので、毎日始発でグランドまで通っています。でも一番大変なのは、「自己を律する」ということですね。というのも、高校の部活動と違い、大学の運動部は基本的に自分たちで部を運営します。自分に甘くしようとすれば限りなく甘くできてしまうのが大学の部活です。特に私は副主将を務めていますので、常に自分に厳しく、他の模範となる行動をとることを心がけています。高校のサッカー部で「自己を律する」ということは厳しく叩き込まれていましたので、それがベースになっていますね。

―そんな忙しい部活のかたわら、宅建(「宅地建物取引主任者」という不動産取引の専門家)の資格もとったんですよね!すごいですね。
大林:高校も大学も推薦で入学したので、自分で勉強して合格を勝ち取る「受験」というものにチャレンジしたいなと思ったんです。部活で宅建対策の授業に出られないなど、両立は大変でしたが、高校時代にそうしてきたように、とにかく毎日コツコツ勉強しました。何事も継続が大事なんだなと実感しました。

―就職活動もいまくいったようですね!
大林:第一志望にしていた企業が3社あり、ありがたいことに3社ともに内定をいただきました。悩みましたが、直感で日本生命への入社を決めました。私は高校時代から「周囲の人に実力を認めてもらいたい」、「負けたくない」という気持ちを原動力にして成長してきたと思っています。社会に出てからもこの気持ちを忘れず、皆さんに認めてもらえるような人材になりたいです。

―その他、大学で学んだことはありますか?
大林:大学のサッカー部には、高校時代に全国大会でバリバリ活躍していた選手も多数在籍しています。そういう人たちと話していると、自分は高校時代精一杯頑張っていたつもりだったけれど、自分の努力はまだまだ甘かったんだなということに気づかされるんです。上には上がいるんですよね。高校時代頑張れていなかった…という事実への気づきや悔しさを、大学生活や就職活動にぶつけたことが、いい結果につながったと思います。

―最後に、いま振り返って、駒大高校での3年間は、大林くんにとってどんなものでしたか?
大林:駒大高校に入学したとき、サッカー部顧問の亀田先生に、「人間の土台は気持ちだ。どんなに技術があっても、土台としての気持ちがしっかりしていなければ、自分の財産として大きく育ってはいかない。これからの3年間は、人間として大きくなるための基礎となる土台をしっかり作る期間だよ」という話をしていただきました。この言葉は、高校、大学、就職活動を通して私の核となり、私を支えてくれました。このような考え方を身につけられたのは駒大高校に入学したからこそですし、先生方が厳しく指導して下さったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

―ありがとうございました!今後もご活躍期待しています!「在校生が挨拶をしてくれてうれしかったです。駒大高校、変わってないですね」と懐かしそうな大林くん。お仕事に疲れたら、また駒大高校に遊びにきてくださいね。

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