２年生（進学コース）「政治経済」 担当：亀田 雄人 先生 【１００年先まで残したい日本国憲法　条文ランキングベスト３】

今回の授業のテーマは「憲法」。「ただ単に条文を暗記するのではなく、自分たちに関わる問題として考えるきっかけにしたい」と語る亀田先生。テンポよく進められたグループワークの授業をレポートします！

●まずはグループに対し、自分が「ベスト３」と考える憲法条文とその理由を６０秒でプレゼン。皆、コンパクトに意見をまとめ、発表していました。メンバーは友達の意見を聞きながら、一生懸命メモをとっていました。

●次に、グループの話し合いで「ベスト条文」を決定。もっとも説得力のある意見を選びました。代表者がグループの意見を発表します。

●最後に、「クラスのベスト条文」を多数決で決定しました。

★第２５条「生存権」
社会的弱者にも目を向けることが大事だから。
★第１４条「平等権」
日本の社会の中にはまだまだ平等になっていないところもあると思うから。
★第９条「平和主義」
同じ過ちを繰り返さないために大切であるから。
★第２６条「教育を受ける権利」
教育を受けることによって思考が深まり、多くの問題の解決につながるのではないか。また、学ぶことによって人は豊かになることができるから。

●「クラスのベスト条文」は…多数決の結果、第９条「平和主義」になりました！

●授業の感想
生徒たちは、じっくり自分の意見をまとめ、堂々と発表していました。周りの友達もあたたかい雰囲気で話を聞いていたのがよかったです。特に「教育を受ける権利」の発表での「学ぶことで人は豊かになれる」という発言には、「おぉ～」という歓声があがり、盛り上がっていました。憲法を自分の生存の根幹にかかわる問題ととらえるのはもちろん、社会全体にも目を向けて考えている意見が色々出てきたのは素晴らしいなと感じました！