
6月15日(日)、雨の中、男子バレーボール部のインターハイ予選を応援に行きました。男子バレーボール部は、本校の盛んな部活動の中でも伝統のある部であり、2年連続春高バレー(全国大会)に出場しています。今年のチームが、今日の天気のように湿りがちになっていないか心配な気持ちもあり、応援に駆け付けました。
選手の中には昨年授業で教えた生徒も何人か出場していましたが、まるで別人のような雰囲気を醸し出していました。授業中は、教室が狭いこともあり大きな体を小さくしているのですが、コートの中では輝きを放っており、自分たちの存在を大きく見せていました。

ベスト16決めでは、相手チームを圧倒する展開で、「25-8・25-15」で破りました。 本校の選手と応援は、全体に「気」が移っていて「チームワーク」は良いように感じました。私が5月の全校集会で話をした「気」の大切さについて理解してくれていたのだとしたら嬉しいなと思いました。
勝負のベスト8決めの相手は、高校日本チャンピオンです。勝負ですから「憧れるのはやめましょう(by大谷)」と言いたいところです。相手チームの試合開始の前の練習を見ていると、ものすごい至近距離からレシーブの練習をしていました。また、1・2・10番の選手は、身長2メートルはあるのではないかと思いました。前半は2~3点差で食い下がっていたのですが、徐々に広げられ「25-17・25-16」で敗れました。素人の私が見ている感じでは、4番の選手を止められれば展開は少し変わったかなと思ったのと同時に、今日の試合が生徒たちの「精一杯」ではなく、「まだできるでしょう!」と伝えたいと思いました。

帰りは、朝の雨が上がり、日が差していました。これからの男子バレー部の這い上がりを思わせる天気だと思いました。
今の男子バレー部の生徒たちに2つの言葉を贈りたいと思います。
①「捲土重来~未だ知るべからず~」(昨年の校内広報誌「旃檀」に載せました)
②「行に迷中を立てて 証に覚前を獲る」(昨年永平寺拝登での西田老子のお言葉)
最後に、生徒を指導していただいたコーチ・保護者に感謝申し上げます。