岡本悠哉
2年生受験コース(理系)


今回は、昆虫の研究に取り組み、その成果を学会で発表するなどの活躍をしている岡本悠哉さんにインタビューしました。

 

まず、本校を受験した理由を教えてください。
岡本 大学付属でそのまま大学に上がれるのでいいなと思ったのと、内申の基準がちょうどよく、名前の知れた学校だったので受験しました。


当初は文系で、駒澤大学にそのまま進学しようと考えていたとのことですが、現在は他大学進学を目指す「受験コース」の理系に在籍中ですね。進路変更のきっかけはどのようなものですか?
岡本 1年生の夏休みに行った林間学校が大きな転換点になりました。僕は自然体験で「ハイロープ」(※森の中で高い木に渡したロープを渡るアクティビティ)のコースを選んだのですが、そこで引率してくださった理科の海老澤慎一先生と話したことがきっかけです。
 僕は幼少期から虫が好きで、昆虫の採集・標本化や飼育を行っています。そのことを海老澤先生に話したところ、「東京蜘蛛談話会」という同好会を紹介してもらったんです。その後も様々なイベントに連れて行っていただいたり、昆虫の研究者の方を紹介していただいたりして、多くの貴重な機会を得ることができました。
 そのようなご縁で、大学でも昆虫の研究を続けたいという気持ちが高まり、2年次では受験コースの理系に進むことを決めました。


では、海老澤先生との出会いが人生の転機となったのですね。その後の活動について教えてください。
岡本 僕は研究対象をハンミョウに定めました。その後、海老澤先生の伊豆大島に生息するセミの調査に同行する中で、自分自身の伊豆大島におけるハンミョウの研究が令和7年度伊豆大島ジオパーク学術研究奨励事業補助金の対象に選ばれました。その成果を、9月の昆虫学会(ポスター発表)、11月の甲虫学会(口頭発表)で発表しました。海老澤先生も共同研究者として名前を連ねてくださっています。先日も、東京海洋大学で行われた「森川海街こどもサミット2025」という国際会議で口頭発表し、二つの賞をとりました。海老澤先生には研究の過程で様々なアドバイスをいただいていて、先生の豊富な知識には本当に驚かされます。


次に、駒大高校の印象について教えてください。
岡本 チャラチャラしている生徒がいなくて、健全でまじめな人が多いので、過ごしやすいと感じます。また、部活を頑張っている人も多く、尊敬の念を抱いています。授業中はみんな落ち着いた雰囲気で、勉強しやすいのもいいところです。
 また、駒澤大学の図書館や学食を使えるなど、付属校ならではのメリットもありがたいです。


最後に、今後の目標を教えてください。
岡本 昆虫の研究ができる国立大学を志望しています。そこで博士号をとり、環境省に入り、国立公園の環境技官や学芸員になるというルートを思い描いています。
 今後も、学会発表を論・報文にまとめる作業などが目白押しで忙しいですが、受験勉強と両立して頑張っていきたいです。