1月3日、全国高校サッカー選手権大会 3回戦 対 松山工業高校
二回戦で強豪尚志高校を破り勢いにのる駒大高校は、開幕戦から三試合目となる駒沢陸上競技場での試合となった。
この日も2000人を超える大応援団の声はスタンドで反響し、圧倒的な迫力で選手たちを後押しした。
前半、ボールをもたされ、相手のストライカーの巧みなドリブルに翻弄される駒大高ディフェンス。
なかなか前線に押し上げることが出来ず、一進一退の手に汗握る展開が続く。
試合が動いたのは、後半開始早々だった。ペナルティエリア近くの絶好の位置からのフリーキックを与えてしまうと、
松山工業高校の蹴ったボールにうまく反応できず、ボールはゴール右下に吸い込まれていく。大応援団の声が一瞬静まり返った。
しかし、ここで終わらないのが今年の駒大高イレブン、セットプレーから蹴られたボールに3番佐藤が体を反転させながらヘッドで流し込みすかさず同点に追いつく。
さらに、その17分後、交代で入った7番菊地がやってくれた。ゴール前の混戦から抜け出すと、左足で振りぬいたボールはゴールネットの上に突き刺さり、2対1と逆転に成功する。
その後も松山工業高校の猛攻をしのぎきった駒大高校、初の全国ベスト8入りを決め、地元の大声援に応えた。
興奮冷めやらないスタンド。目標の舞台であった全国を掴み、そして夢であった全国トップの舞台が目に見えてきた。
次は、夏のインターハイ優勝校、優勝候補「東福岡高校」との準々決勝となる。
毎日足を運んでくださっている皆様のおかげでここまで来ることができました。ありがとうございます。
次の相手は王者、失うものは何も無い、駒澤魂を見せつけるのみ。全校あげての日本一の声援で、サッカー部の夢の続きを応援したいと思います。
OB・OGや関係者・地元方々の応援も歓迎しております。ぜひグランドに足を運んでいただき声援を送ってください。
準々決勝は、1月5日（火）12時05分 駒沢陸上競技場 kick offです。
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