駒大高校の心の教育 チアリーディング部 被災地応援活動
- 2014年11月3日
11月2日~3日 駒大高校チアリーディング部 宮城県岩沼市 秋の収穫祭で被災地応援活動
11月2日,宮城県岩沼市の「ハナトピア岩沼」で秋の収穫祭が開催されました。
昨年に引き続き,この祭りにご招待いただいたチアリーディング部は,被災地への応援演技を披露し,被災地の皆さんに笑顔を届けました。
チアリーディング部は2012年夏の「復興夏祭り」,2013年秋の「収穫祭」に続き,
3度目の被災地訪問となりました。
前日は学校内に宿泊し,8時まで練習。万全の準備をして,翌日朝 5 時に学校を出発しました。
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晴天にも恵まれ,会場は超満員。会場に着くと,今までの駒大高校の被災地応援活動に対し,市長から感謝状が手渡されました。 駒澤大学高等学校は,平成26年度岩沼市功労者に選んで頂きました。
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いよいよ演技発表!被災地のチア団体「ディアーズ岩沼」の演技発表から始まり,駒澤大学高等学校の演技は,収穫祭の大トリです。
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一番の贈り物は「笑顔」です。笑顔絶やさず「Let’s go 岩沼!」と一生懸命声を張り上げました。
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見てくださった観客の皆さまの中には,涙を流してくださった方もいらっしゃいました。
気持ちが届く事が,チアリーダーとして最高の喜びです。
大技のリフトアップでは,会場全体から歓声があがりました。
演技の後は,ディアーズ岩沼の皆さんと昨年に引き続き,交流会を行いました。
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翌日 3日は朝から被災地区をまわらせていただきました。
大災害からたくましく復興への一歩を踏み出した,名取市閖上地区,岩沼市玉浦地区, それぞれの地区でNPOの方に,被災当時のエピソードや,その後の歩みをお話し頂き,演技への思いを強くしました。
話してくれた方々は,震災をきっかけに生き方が大きく変わった方々でした。 部活動があたりまえにできることへの喜び,人が集まり助け合うことの大切さ,沢山の事を教えていただきました。
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午後は避難所となった玉浦小学校の体育館で,地元住民の方との交流会を行いました。
ここでは前日の演技に加え,手話を交えた歌「世界が一つになるまで」も披露。 多くの笑顔と拍手を頂きました。演技が終わった後,部員の目から溢れた涙が, この訪問の全てを物語っていたように思います。
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今回の訪問を実現するに当たり,
岩沼市農政課,復興整備課の方々,NPO法人がんばっと玉浦の谷地沼さん,その他大勢の方に,ご協力を頂きました。このような機会を頂けた事に,一同感謝の気持ちでいっぱいです。
被災した方々に自分たちができる事は「一生懸命思い,演技する姿を見せる事」。 そう信じて部員一同練習してきました。その気持ちが演技を通して少しでも伝わっていたら,何よりの喜びです。
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