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首都大学東京 合格体験記

2017年5月12日
卒業生、駒高を語る

syutodai
右 矢吹哲仁 数学科教諭・受験コース担任
中央 矢田茂久さん 首都大学東京 都市環境学部 分子応用コース1年 練馬区立光が丘第三中学校出身
左 三好周斗さん 首都大学東京 都市環境学部 地理学科1年 横浜市立あざみ野中学校出身

今回は、今春、受験コース理系から首都大学東京に合格した二人と、担任をしていた矢吹先生にお話をうかがいます。
在学中は二人ともサッカー部に所属し、文武両道に励みました。この春行われた新2年生受験コース対象の「勉強合宿」にもOBとしてサポートに来てくれて、後輩たちの質問に答えていました。

―まず、駒大高校に入学した理由を教えてください。
三好:通学が便利だというのが一番の理由です。中学校の先輩にも併願校として受験している人が多かったし、雰囲気もよさそうだったからです。
矢田:僕も併願校を探していて、サッカーが強くて通学もしやすいというところで選びました。


―受験コースで勉強を進めてみて、いかがでしたか?
三好:高校で理系の授業を受けてみて、とても楽しかったので理系の学部を志すようになりました。理科は知らないことを知れるのが魅力的で、特に化学や生物の授業が興味深かったのを覚えています。
問題を自分たちで作って、友達に解いてもらって、それを解説するという授業があったのですが、これは面白かったですね。
矢田:僕は、授業で入試問題を豊富に解けたのが受験に役立ったなと思っています。三好くんと志望校が一緒だったので、数学の過去問題を一緒に解いて解法を話し合ったりしました。長期休暇中も学校で勉強していたのですが、自分が怠けそうになった時も周りに真剣に勉強をしている仲間がいて、モチベーションが上がりましたね。
それから、1年生の時に駒大高生のために特別に実施して下さった「首都大学東京キャンパスツアー」は印象深いです。この時から首都大学東京に憧れを持つようになったのだと思います。


―担任の矢吹先生はどうでしたか?
三好:ちょうどいい距離感の先生というか、口うるさく言わないのにちゃんと見守ってくれているという感覚で、安心感がありました。
矢田:普段はクールで少し離れたところから見てくれていて、大事なところで考えるきっかけをくれる先生だなと思っていました。夏休み明けに成績がすごく伸びて、その時に先生から「もっと上を目指してみないか」と言われたのが首都大学東京を志望校に据えたきっかけなんです。


―矢吹先生は、二人のことをどうみていたのでしょう?
矢吹:1年次の習熟度上位クラスから担任をしていて、その時から優秀だったので期待をしていました。二人ともコツコツやるタイプで、学校の授業を大切にしてしっかり受けていたのが印象的です。私は、手取り足取り指導をするというよりは、最終的に自分で考えて勉強を進められるように導くのを目的に大事なポイントを逃さないように指導をしていたので、その思いが通じたようでうれしいですね。

―最後に、お二人にうかがいます。高校生活で成長したなと思えることはどんなところですか?
三好:僕はサッカー部に所属していて忙しかったので、オンオフの切り替えが上手になったなと思います。それから、例えば練習の準備や片づけなど、何事も「自分からやってみよう」と思えるようになりました。自分が変わるためにとにかくやるしかない、という気持ちで部活動にも勉強にも取り組んだのが成長につながったのだと思います。
矢田:僕も同じく、サッカー部の活動におけるオンオフの切り替えの中で、隙間時間をうまく使えるようになりました。夏休み明けに成績が伸びたと先ほど言いましたが、これは夏に急に伸びたのではなく、やはり普段から伸びるための下地をコツコツ積み重ねてきたからこそだと思っています。後輩たちにもコツコツ地道に学力を積み重ねることを大事にしてほしいですね。


―ありがとうございました!二人とも真摯に目の前の勉強や部活動、行事に取り組んできたからこその成功だったのだなと感じました。理系の学部は実験などで忙しいと思いますが、また後輩たちにアドバイスをしに来てくださいね!

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