ページの先頭です

学校紹介

受験生の方へ

在学生・保護者の方へ

「チアリーディング部の活動を通じて、自分に自信をもつことの大切さを学び、 自分なりのリーダー像を見つけました。」卒業生 山本 美希さん

2016年11月2日
卒業生、駒高を語る

yamamoto.jpg
山本美希さん
平成24年度卒 進学コース
駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部4年
川崎市立西中原中学校出身
JAL内定
今回は、10月18日(火)に実施した「学習塾対象入試説明会」の卒業生インタビューに登場してくれた、駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部4年生の山本美希さんのお話を記事にまとめてみました。ご出席いただいた塾の先生方からは、「駒大高校の大学付属としてのよさが伝わった」と好評をいただきました。160名もの先生方にご出席いただいた中、緊張していた山本さんでしたが、自分の気持ちを一生懸命話してくれました。あたたかい拍手をくださった先生方、ありがとうございました!

山本さんは本校在学中にはチアリーディング部に所属し、キャプテンとして活躍。大学時代にもチアを続け、3年次にはアメリカに1年間留学し英語力を磨きました。キャビンアテンダントになりたいという高校時代からの夢を叶え、JALに内定しています。
本校に入学する生徒の中には、部活動に思いきり打ち込みながら、余裕をもって勉強し、駒澤大学に安心して進学したいという希望を持つ者が多いです。伸び伸びと活動をしながら社会人基礎力を身につけられることが大学付属の魅力の一つでもあります。そんな生徒の一人であった山本さんの3年間です。

―まず、駒大高校に入学した理由を教えてください。
山本:中学時代と同じように、部活動を思いきりやりながら、自分の時間をしっかり確保して学習に取り組める「大学付属」に魅力を感じたからです。中学校の時に文化祭に行ったのですが、その時に見たチアリーディング部の発表に憧れ、「私もチアリーディング部に入ってあんな演技がしたい!」と一目ぼれしたのが一番大きな理由です。また、中学時代から英語が好きで、「英語を使う仕事がしたい」と思っていたので、駒澤大学に留学も視野に入れて英語を重点的に学べるグローバルメディアスタディーズ学部があるというのも魅力の一つでした。

―チアリーディング部では最上級生になりキャプテンに選ばれましたね。担任の私の目から見て、入学当初はどちらかというと物静かな印象があったので意外でした。活動はどうでしたか?
山本:自分では皆を引っ張るリーダータイプではないと思っていましたが、顧問の先生から、「あなたは中立的に物事を見る力がある」と言っていただき、気が強い子からおとなしい子まで色々なタイプがいるチームをまとめるために頑張ろう!と決意しました。ただ、大勢に向かって話したり人をまとめたりする経験は今までなく、不安でいっぱいの毎日でした。そんな時、顧問の先生から、「もっと自分に自信をもって、自分が正しいと思うことを堂々と話しなさい。間違っていたらその時は言ってあげるから安心しなさい」という言葉をいただき、徐々にキャプテンとしての自信を作り上げていきました。この「自分に自信をもちなさい」という言葉は、大学時代1年間のアメリカ留学や、就職活動で他の人と自分を比較して不安を感じた時に、私を支えてくれた大切な言葉です。

―確かに、私の目から見ても、どんどん自信をつけていく様子がよくわかりました!3年間でずいぶん変わりましたよね。他に、部活動で身につけた力としてはどんなものがありますか?
山本:ちょっとやそっとではへこたれない強い心です。初心者として始めたチアリーディングを大学も含めると6年間続け、大変なことも笑顔で乗り越えた自信があるので、少々つらいことがあっても「全然大丈夫!」と思えます。
それから、自分なりのリーダー像を見つけられたことです。先頭に立って引っ張るというより、異なる考え方をもつ人たちと意見を交わしながら目標を達成するために最善の方法を一緒に探していく、そして、その途中でついてこられなくなった仲間に寄り添ってサポートするというのが私にとってのリーダーシップです。この姿勢はこれから社会人になっても大事にしていきたいと思っています。


―ほかに、印象深かったことはありますか?
山本:チア部としていろいろな部活動の試合に応援に行けたことは本当にいい思い出です。1年生の時はサッカー部が初めて全国選手権に出場したのを国立競技場で応援することができ、一生忘れられない宝物ができました。3年生の時には同じ代の仲間が野球で甲子園予選ベスト8まで進出したので、スタンドで応援しました。チア部として毎年行っている被災地宮城県岩沼市でのボランティア活動も印象深いです。また、文化祭、陸上競技大会など、生徒がのびのびと楽しめる行事がたくさんあり、本当に楽しかったです。先生方が生徒と一緒に盛り上がってくれました。

―最後に、駒大高校のここが好き!というところを教えてください。
山本:まず、大学付属なので、余裕をもって勉強しながら自分のやりたいことにとことん打ち込める環境は、実際3年間経験してみてとてもよかったと思います。また、イメージ通りスポーツが盛んな学校ですが、スポーツ推薦で集まった選手ばかりで勝つというのではなく、初心者でもみんなで頑張って強くなる部活動がたくさんあり、活気があるところがとても好きでした。それから、これは私立高校のよさということになるとは思いますが、先生方の異動がなく、ずっと学校にいらっしゃるというのがいいところだと思います。卒業しても学校に遊びに行って思い出話をしたり、留学する時も担任だった英語の先生に相談に行ったりと、ずっと関わりをもてるのがいいところだと思います。

―ありがとうございました!私は担任として15歳の山本さんに出会いましたが、こんなに立派に成長した姿を見せてもらえてとてもうれしいです。社会人になっても、持ち前の笑顔と元気でリーダーシップを発揮して、素敵なキャビンアテンダントさんになってくださいね!

ページトップへ