高校生活の思い出を守る　工夫をこらして　駒フェス 3日間 開催

2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大によって高校生にとって、我慢の一年となっています。
修学旅行・永平寺拝登・林間学校・箱根巡検など数々の校外行事が中止となり。
高校生活の大切な思い出である文化祭・陸上競技大会も中止となりました。
部活動でも、目標としていた大会を失ってしまった3年生が多くいました。

そんな中、「高校生活の思い出を守る」という想いで、
校友会（生徒会）を中心とした生徒達、先生方が立ち上がり、
「駒フェス Sports ＆ culture」が企画・開催されました。
駒フェスは感染予防のために工夫を凝らした、陸上競技大会と文化祭の代替企画です。

密を避けるために、学年ごとに3日間に分けて開催され、
午前は接触の少ない球技でのクラスマッチ、
午後は、各クラスでのオンラインクイズ大会や各文化部のオンライン発表会が行われました。
毎年の駒大高祭の恒例である、
写真コンテストや、クラスTシャツコンテストもオンライン投票で行いました。
応援も会場ではなく、ビデオカメラで各競技場を撮影し、中継して行います。
声援の代わりに、各クラスがクラス旗を作り、競技会場に設置しました。

マスクをつけてのスポーツ、模擬店や生演奏の無い文化発表は、
例年の陸上競技大会や文化祭とは違います。
それでも、自分たちの高校生活・日常を守るんだという、
生徒たちの気持ち・気迫が前面にあらわれた企画となりました。
このコロナ禍の高校生活、もちろん不安はありますし、残念な気持ちはあります。
でもこの時に工夫を凝らして、高校生活をやり切った思い出は、きっと全員の心に残ると思います。
～駒フェスの模様は、後日（年末を目途）HPに一部動画公開される予定です～