ページの先頭です

学校紹介

受験生の方へ

在学生・保護者の方へ

国際交流 柔道部・英語部

2017年2月22日

国際交流 柔道部・英語部
<期間:2016年12月15日~2017年1月29日>


1、UWA(西オーストラリア大学)柔道クラブ
 西オーストラリアのパースにあるUWAの柔道クラブより、男女4名が本校に留学。柔道部の稽古や英語部、英語の授業や柔道・剣道の授業などを通して、じつに多くの駒大高校の生徒と触れ合う機会を得ることができました。
駒大高校にとって留学生が学校内にいることがとても新鮮で、生徒たちの中でも留学生が頻繁に話題になっていました。英語科にもネイティブの先生は何人もいますが、やはり同世代の留学生に対する好奇心の表れだと感じました。留学生を身近に感じる良い機会となりました。

2、国際交流の歴史
  1993年より始まったオーストラリア研修が今なお継続しています。一方通行的な交流ではなく、両方向の交流が続き、今年の冬に第8回目となるオーストラリア研修を予定しています。
本校の生徒にとっても、国際感覚を磨く機会となりました。国際感覚とは、自国の文化を再認識し、他国の文化を学び知り、友好的な立場でお互いを尊重すること。そして、国際社会や国際情勢について興味をもつことだと考えています。
今回の留学生との交流では、瞬く間に言葉の壁や国の壁を越えてお互いの文化を知る機会となりました。感受性豊富な高校生だからこそできる交流であったと思います。


3、国際交流 報告
UWA 柔道クラブの留学生4名は、柔道部だけに留まらず、英語部の活動や授業に参加し、数多くの生徒と交流を行いました。

(1)英語の授業
留学生は、駒大高校第3学年の進路別学習において開講されている英語の授業に参加。 ネイティブの先生や英語科の先生のアシスタントとして生徒と触れ合う機会がありました。
e-judo01.jpg e-judo02.jpg
e-judo03.jpg e-judo04.jpg
e-judo05.jpg e-judo06.jpg

この英語の授業は、駒澤大学のグローバルメディア学科や英米文学科に進学する生徒で語学が必須となる生徒のための授業です。
年齢が近く親しみやすい留学生との交流は、英語をより身近に感じることができました。英語を人の前で話すことに抵抗を感じる人は少なくないと思います。
彼らとの触れ合いが英語を話す大きなきっかけになったことと思います。留学生を身近に感じることで国際感覚を磨き、そして語学の必要性を感じることができました。
留学生は、朝稽古をして、午前中は英語の授業と柔道の授業、剣道の授業に参加し、午後の柔道部の稽古に毎日参加するという過密なスケジュールをこなしました。

(2)柔道の授業
英語で技術指導する留学生。身振り手振り、身体で表現しながら聞く英語はとても理解しやすいものでした。
e-judo07.jpg e-judo08.jpg

(3)剣道の授業
柔道とは異なるもう一つの武道を体験。剣禅一如を味わうことができました。
e-judo09.jpg e-judo10.jpg

(4)英語部との交流
e-judo11.jpg e-judo12.jpg

英語部は、八景島シーパラダイスや松陰神社などを利用して、校外で語学研修を積みました。 また、柔道部の稽古に参加し、留学生から柔道の簡単な技術を学び、逆に日本文化を留学生から教えてもらう機会となりました。
e-judo13.jpg e-judo14.jpg
e-judo15.jpg e-judo16.jpg

(5)柔道部の交流稽古
朝4時半に起床し朝稽古に励む留学生。柔道部の稽古にも毎日参加し、自己研鑽に努めました。
日本の柔道を忠実に学んでいるため、しっかりと組んで技をかける美しい柔道でした。柔道部にとっても意識の高い留学生との稽古は、日々緊張感のある良い稽古でした。
e-judo17.jpg e-judo18.jpg
e-judo19.jpg e-judo20.jpg
e-judo21.jpg
(6)ホームステイ体験
ホストファミリーを受けて頂いた柔道部と英語部の家族や生徒には大変なこともあったとは思いますが、様々な体験を通して築いた友情は彼らにとって一生の財産となったことでしょう。サヨナラパーティーで流した涙はきっと再会を果たすことへの約束の証です。
e-judo22.jpg e-judo23.jpg
e-judo24.jpg e-judo25.jpg
最後に、生徒部員は留学生と一緒に過ごした6週間で一回りも二回りも人間的に大きく成長してくれました。
UWAとの交流は、柔道部だけでなく、インターナショナルな文化交流を通じて、学校にとっても素晴らしい国際交流の機会となりました。
25年以上となるこの国際交流が今後も継続できるように皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


☆☆☆ホームステイ体験談☆☆☆

①荻原ファミリー
今回、私たち家族は14日間、オーストラリアから来たジョセフィーンを受け入れました。
留学生を受け入れることを決めてから家族でハウスルールを決めたり、彼女の部屋を用意したり、来る日を楽しみにしていました。家についてすぐハウスルールを説明したり、お金の数え方、電車の乗り継ぎなど、生活に必要なことを説明しなくてはいけませんでしたが、なかなか難しくカタコトの英語と身振り手振りで会話をしました。
食事の違いから「ライスは食べない!」と言っていたのが、うちで初めて日本のご飯を食べて好きになってくれたようで、帰国する頃にはおかわりをするほどになったり、初めて使うお箸に苦労していたのが上手になったりと、ジョセフィーンが日本の生活に慣れていく姿を見れて嬉しかったです。
ジョセフィーンと過ごす時間はとても短くあっという間でした。始めのうちはあまり聞き取れていなかった英語も最後はなんとか理解できるようになり、当たり前に過ごしている毎日の事柄をジョセフィーンを通して、自分も今までとは違った気持ちで見つめ直せた気がします。
ジョセフィーンからオーストラリアの生活習慣を聞いて改めて自分の知らない世界に興味が湧きました。勇気を出してホストファミリーを受け入れて本当に良かったと思っています。
e-judo26.jpg e-judo27.jpg

②スタンボーファミリー
私は3週間ほどマリア・スワンちゃんのホストファミリーをしました。初めのころはお互いの言語も分からず、ジェスチャーや顔色を見て、言っていることを想像することがやっとでした。
けれども、毎日一緒に過ごしていくうちに、お互いの言っていることが理解できるようになり、マリアの笑顔も増えていったと思います。
マリアだけでなく、リース、リハリ、ジョセフィーンたちとも柔道やリクリエーションを通して仲良くなっていきました。特にカラオケは大人気で、毎日のようにカラオケに行きたいと言っていました。
マリアたちと出会いホームステイをしたことで、英語の大切さ、文化の違い、柔道の楽しさなど、多くのことを学ぶことができ、とても楽しい3週間でした。
e-judo28.jpg e-judo29.jpg

ページトップへ