1月2日、2016年が明けてまもなく行われた全国高校サッカー選手権大会 2回戦
開幕戦で大阪代表阪南大高校を破った駒大高校は、3年連続8強入りの強豪京都橘高校を1回戦で破り2回戦にコマを進めてきた、全国常連の尚志高校と決戦となった。
前半から互いチャンスは作るものの決定的な場面をしのぎあう展開、試合はまさに死闘となった。
キーパー鈴木のファインセーブもあり、失点を何とかしのぐ駒大高校。逆に選手交代でアクセントを加え、再三チャンスを作るが、最後の一本が出ない。試合終了直前にはFW岩田が絶好の位置からミドルシュートを放つが、これも枠をとらえきれなかった。試合は0-0のままPK戦となった。
5年前は石川県代表の星陵高校にPK戦で勝利した駒大高校。皆の願いはキーパー鈴木怜に託された。
一、二本目と決める駒大高校に対し、尚志高校は、鈴木怜のファインセーブに阻まれ連続失敗となる。
そして運命の三本目、3番佐藤が決め、尚志高校のキックは枠の外へ。
この瞬間、駒大高校サッカー部は5年ぶり2度目の全国ベスト16入りを決めた。
観客席で抱き合う生徒たちの姿、そしてインタビューで涙する監督の声が印象的であった。
年始早々素晴らしい夢をくれた駒大高イレブン、明日も、12時5分駒沢陸上競技場にて3回戦を戦う。
明日の相手は、同じくPK戦の末、2回戦を勝ち上がった、愛媛県代表松山工業高校となる。
年始にも関わらず、この日もOB・OG・在校生を中心に2000人を超える大応援団となりました。
駒大高を支える皆様に感謝の言葉もありません。本当にありがとうございます。
明日もまた、スタンドを赤く染め、さらなる夢の続きを願いましょう。
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明けましておめでとうございます。今年も本校をよろしくお願いいたします。
