

ニコルさんは、日本の森の豊かさに感動した。しかしその美しい森が急速に崩壊している。それを見て、ふたたび野生動物の棲める豊かな森に戻したい。そんな気持ちで17年前から、長野県の荒廃した里山を少しずつ買い、再生活動をはじめたそうです。その森が、様々な生きものが暮らせる森となりつつあるそうです。そしてこの森が、日本の森の理想的な姿となり、豊かな森がよみがえるための一歩となることを願って、「アファンの森」を作ったといいます。
アファンの森の入り口
アファンの森の案内人葛西さんが待っていた。
いよいよ憧れの「アファンの森」に入る。
しばらく森の中を歩くと水の音がかすかに聞こえる。
泉だ。清水が湧き出ている。草に覆われた泉の水はおいしい。
丘の中腹まで登っていくと、大きなテントが見えた。立派なテントである。大勢が入れそうなテントである。周囲が少し盛り土されているので、水も入らず快適そうなテントである。
中もゆったりして、光がテントにあたって美しい。
数人が寝袋で寝ることが出来そうだ。
その横手には、丸太を丸く並べて、火を囲むようなスペースもある。下はチップでふかふか。
チップを50cm以上も敷き詰めたというチップロードを歩いて、さらに森の中に入る。
最近植樹をしたという場所にきた。赤いマークと近くに杭が打たれている。この杭は植樹の位置を雪が降ったときに知らせるもので、植えた木は雪の下にたわんで倒れている。それが雪解けで立ち上がってくるという。杭に結びつけると折れてしまうという。なるほど・・・・。

森の中をぐるりと回って、坂を下ると池に出た。緩やかな流れが心地よい。
その流れの向こうの小高いところに、不思議な三角小屋がある。元はカナダ北部のインディアンが狩りをする時に作る建物だそうだ。動物の動きや音がはっきりと聞こえるそうだ。前にある石の暖炉で夜は火をたく。中には虫も入ってこないし、温かいという。皆でしばし中で瞑想する。
出口で、記念写真をとって帰る。