進路指導の一環として「卒業生ガイダンス」を実施いたしました。

  • 日時 2014年4月24日(木) 9時開始
  • 対象 3年生全クラス
  • 場所 本校・各教室

現3年生は2年次の3学期、1月26日に「分野別ガイダンス」を受けています。
これは駒澤大学に赴き、各学部学科の模擬授業を受けたり、他大学や専門学校の方に本校へお越し頂いて、模擬授業をしていただくというものでしたが、今回のガイダンスは少しちがいます。
今回の話し手はいずれも卒業生。大学や専門学校に進学し、いま現在、学生としてがんばっている先輩たちが主役です。
「分野別ガイダンス」が「教える側 /受け入れる側」から見たガイダンスであるとしたら、 「卒業生ガイダンス」は「学ぶ側 /入学した側」から見たガイダンス。実際に現場の生の声が聞けるとあって、どの会場も比較的熱心に話を聞いている様子でした。
以下、その記録になります。

駒澤大学 については

  1. 仏教学部  仏教学科
  2. 文学部  国文学科
  3. ○文学部  英米文学科
  4. ○文学部  地理学科 (地域文化研究、地域環境研究 専攻)
  5. ○文学部  歴史学科 (日本史、外国史、考古学 専攻)
  6. ○文学部  社会学科 (社会学、社会福祉 専攻)
  7. ○文学部  心理科
  8. 経済学部  経済学科
  9. 経済学部  商学科
  10. 経済学部  現代応用経済学科
  11. 法学部  法律学科
  12. ○法学部  政治学科
  13. 経営学部  経営学科
  14. 経営学部  市場戦略学科
  15. 経済部  経済学科
  16. GMS学部  グローバルメディア科
  17. 医療健康科学部  診療放射線技術科学科
の計17コースが設けられました。
最初に小体育館で学年全体への説明があり、その後、各自が希望したブースへ移動。各学部学科別のガイダンスとなります。
また今回は、第2希望の分野の話も聞きたいという要望に応え、1つ目のガイダンスが終了した後に第2希望のブースを回る時間を設けるという2部構成のスタイルを採りました。以下、当日の様子を一部ご紹介いたします。
最初は全体集会から。学年部長、そして進路部から話がなされた。 卒業生の紹介。今回は29名が参加してくれた。 久しぶりの母校の様子は彼らの目にはどう映っただろうか。
仏教学科。希望者は多くはないが、駒沢大学のルーツとなる学科。 地理学科。地域文化専攻と地域環境専攻に分かれるため、話し手も2名。 心理学科。話題をいろいろと用意してきてくれた。興味を引くのが上手。
歴史学科。話し手の中にはこの6月に教育実習で再び戻って来る人も。 英米文学科。人前で話すのは緊張する。伝えたいという思いがあればこそ。 社会学科社会福祉学専攻。近年、非常に人気が高い学科。
社会学科社会学専攻。少人数ながら終始和やかな雰囲気だった。 経済学科。希望者が多く、教室に入りきれないため会議室で。 診療放射線技術科学科。実際に使っている教科書を持ってきてくれた。

他大学 については

  1. 早稲田大学
  2. 明治大学
  3. 青山学院大学
  4. 洗足学園音楽大学/洗足こども短期大学
  5. 日本体育大学
  6. 明治学院大学
  7. 東京家政学院大学
  8. 玉川大学
  9. 成蹊大学
  10. 駒沢女子大学/短期大学
  11. 関東学院大学
  12. 武蔵大学
  13. 帝京科学大学
  14. 東邦音楽大学/短期大学
  15. 明星大学

専門学校 については

  1. 東京スポーツレクリエーション専門学校
  2. 日本外国語専門学校
  3. 東京コミュニケーションアート専門学校
  4. 大原法律専門学校(他、公務員、医療秘書、福祉、保育、簿記、情報ビジネス)
  5. 尚美ミュージックカレッジ専門学校
  6. 東京電子専門学校
  7. 読売自動車大学校
  8. 山野美容専門学校
  9. 聖徳大学幼児教育専門学校
  10. 日本動物専門学校

の計25校の方に来校していただきました。なるべく現3年生の希望に沿うかたちで編成しましたが、こちらに関しては先輩たちがすべての進路に進んでいるとは限らないので、半数は学校関係者(入試担当や広報)の方に来て頂いています。

大体育館につくられた各種ブース。少人数の希望にも極力応えた。 講師の先生は卒業生ではないが、直接話を聞けるよさがある。 早稲田の基幹工学部に進学した先輩から理系進学の生徒へのアドバイスも。
女子には児童、福祉などの分野が比較的人気が高い。 資格に直結しているのが専門学校のいいところ。 部活動から専門を生かす方向で進路を考える人もいる。
体育大学はスポーツだけとは限らない。児童関係の学科も増えつつある。 こちらは第2部のヒトコマ。距離が近い分、質問もしやすい。 個別の質問となると、かなり突っこんだ質問も出てくる。

昔と比べて各大学、専門学校のホームページも充実し、進学に関する情報を手に入れやすい時代になりました。 しかし、それでもあえてこのような機会を設けるのは、実際に入学してみないとわからないことや、直接会って質問しないと引き出せない情報があるからです。
自分たちよりも数歩先を行く先輩たちの言葉は、私たち教師の発する言葉とはまたちがった色彩を放っていることでしょう。次の巣立ちまで残すところあと半年余り。今回のガイダンスが多くの3年生にとって進路選びの一助となることを願っています。

最後になりましたが、1ヶ月以上も前から準備に取り組んで下さった方々、協力して頂いた方々にお礼を述べたいと思います。大変ありがとうございました。