平成26年4月7日。満開の桜が咲き誇る中、540名の新入生を迎え、入学式がとり行われました。
新入生の皆さん、あらためましてご入学おめでとうございます。
数ある高校の中から駒澤大学高等学校を選んで入学してくれたことに深く感謝をいたします。
記念すべき晴れの日。担任との初顔合わせにつづき、式の終わりが告げられるとともに担任の先導で送り出され、それぞれの教室に分かれていく新入生を見ていると、とても初々しく、これからの活躍が無限に期待されるようでした。。
「あっ、同じクラスになったんだ。よろしく」
「私たちの担任はあの人かな?」
新入生の皆さんの期待と不安の気持ちが聞こえてくるようで、とてもさわやかな気分になりました。皆さんの期待にこたえられるような学校にしなくてはと、教職員一同、気を引き締めなおす瞬間でもあります。
以下、入学式の様子です。
1年生の教員団。気合入ってます。 | 校舎も皆さんを祝福しているようです。 |
舞台上の一仏両祖 | 学校長からは"感謝"について語られました。 |
一仏両祖
入学式の折、体育館の舞台上にある祭壇を見て驚かれた人も多いのではないかと思います。
中央には仏教を開かれたお釈迦様、右に曹洞宗を開かれた道元禅師、そして左には曹洞宗を広められた瑩山禅師。これを宗門では一仏両祖と呼び、信仰の柱としています。
その手前にある花に飾られた小さなお堂は花御堂(はなみどう)。実は翌4月8日はお釈迦様の誕生日。誕生をお祝いして、この中にはお釈迦様の誕生仏が祭られています。
"縁"、"知恵"、"慈悲"
校長からは、"縁"、"知恵"、"慈悲"についてのお話がありました。すべておこることには因果関係があり、
あらゆることへの感謝の気持ちを忘れないでほしいという話です。
この場に集い、ともに3年間を過ごす。駒大高校で出会えた人、もの、こと。
それらを成長の糧として素晴らしい3年間にして行きましょう!
人生初の合掌、拝礼の人もいたのでは | 総勢540名です |
先生方も緊張気味です。 | 恒例の吹奏楽部による祝賀演奏 |
演奏が始まると新入生からようやく笑みがこぼれました。おそらくは吹奏楽部を目指して本校へ入学してきた人も相当数いるはずで、彼らの眼には「そこにいる自分」が想像できたのではないでしょうか。思い描いていた生活がこれから始まります。
花まつり
翌、4月8日はお釈迦様の誕生日。この日は花で飾った小堂、花御堂を作り、お釈迦様の誕生を祝います。
誕生仏に甘茶をそそぐことからまたの名を潅仏会(かんぶつえ)。本校にとっては仏教行事の始まりを告げる大切な行事になります。
この日は1年生から3年生まで全校生徒が一堂に集まり、花まつり、始業式に続いて対面式が行われました。
さすがにこれだけの人が集まると圧巻ですが、整然とした感じのいい式だったように思います。
花まつり/対面式(クリックで拡大) | 特待生(昨年度の成績優秀者)の表彰も。 |
本校の建学の精神は「行学一如」というものです。 これは学ぶことも行うことも本は1つであるという考え方で、学びと日常生活とのつながりを重視しています。 当たり前のことを当たり前にできる人に。