• 日時 2012年6月6日(水) 9時20分集合
  • 対象 受験コース2年生
  • 場所 文系 立教大学(池袋キャンパス)→早稲田大学(早稲田キャンパス)
  •     理系 立教大学(池袋キャンパス)→早稲田大学(西早稲田キャンパス)

進路指導の一環として、先日受験コースの2年生を対象に「キャンパスツアー」が実施されました。
立教大学のウィリアム主教像前に集合(残念ながら主教像は工事のためお引っ越しなされていました)。文系・理系ともに立教大学を見学し、キャンパス内の学食で昼食を済ませた後、文系は早稲田大学早稲田キャパスへ、理系は早稲田大学西早稲田キャンパスへと向かいます。

ツタが校舎を覆い、移築された古い教会がキャンパス内に残る立教大学。歴史と伝統のなかに堂々と聳える早稲田大学早稲田キャンパス。3つの分野に再編され、新たに理工学術院として生まれ変わった早稲田大学理工学部。 タイプの異なる大学、学部を見学しながら、生徒たちに何かを感じてもらおうというプログラムです。

立教 立教大学〔文理共通〕   

所在地 東京都豊島区西池袋3-34-1
最寄駅 JR山手線/池袋駅 下車徒歩7分

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歴史を感じさせる校舎。塔が低いのは関東大震災の影響だそう。 まずは正門で集合写真。みんなドキドキワクワクの笑顔です。
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初めに映像で全体の説明を受けてからツアー開始。学生の皆様がキャンパス内を案内してくださいます。 創設者のウィリアム主教像。子どもにあげるためいつも金平糖を持ち歩いていたという。
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小雨の中、学生の方々が丁寧に説明してくださいました。 おしゃれな食堂で昼食。ちょっと大学生になった気分です。
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食事中の写真です。みんなが座っている椅子は1脚10万円するとかしないとか…。 最後に立教の象徴、本館。雨にぬれた立教池袋キャンパスも素敵でした。

●午後は別々のコースに向かいます。


早稲田 早稲田大学早稲田キャンパス〔文系コース〕

所在地 東京都新宿区西早稲田1-6-1
最寄駅 東京メトロ東西線/早稲田駅 下車徒歩5分

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こちらも案内してくださる学生の方にご挨拶。大きな早稲田キャンパスにみんな少し緊張気味です。 早稲田キャンパスと言えば大隈講堂。目の前にするとかなり迫力があります。
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大隈講堂の舞台にまであがらせていただきました。約80年の歴史の重みを感じずにいられません。 創設者、大隈重信さんの像。これによじ上ったり、いたずらすると退学になるという都市伝説があるらしい。
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こちらは坪内逍遥博士の胸像。握手すると早稲田に合格するといういわれあり この大きな建物全体が図書館です。高校のものとは比べ物になりません。

早稲田 早稲田大学〔理系コース〕

所在地 東京都新宿区大久保3-4-1
最寄駅 東京メトロ副都心線/西早稲田駅 下車徒歩0分

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まずは全体説明。最先端の研究についても書かれた資料にみんな興味深々です。 すぐにでも企業で役立つスキルが身に付くという実習工場。こんな施設まず高校にはありません。
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最先端の研究施設についての説明。奥にある器具の値段は数億円だとか。 早稲田大学理工学術院自慢のピアノを弾くロボット。あまりの完成度にほれぼれしてしまいます。

「大学」と言ってもその内実は様々です。各大学のホームページも充実してきており、昔に比べて進学情報は手に入れやすくなっていますが、百聞は一見にしかず。行って見て初めて分かることもある、という事実は昔も今も変わりません。生徒たちの感想にも、大学の人に話を聞き、また授業の風景を実際に見学することによってパンフレットとは違った印象を受けたという声が多く聞かれました。さらに、実際にキャンパスに行くことによって自宅からのいき方や周囲の様子など、より現実的に自分のいく大学をとらえることができる力も養われたかと思います。

自分の思い通りの進路を選び取るために何が必要か?
歴史の残るキャンパスに価値を見出す人もいれば、近代的な設備を基準に学校を選ぶ人もいるでしょう。 価値観はまさに人さまざま。今回のツアーがそうした進路選びの一助になれば幸いです。 (また、師を選ぶのも大学選びの視点の1つ。人との出会いも大切です)

最後になりましたが、貴重な機会を与えて下さった大学の関係者の皆様にお礼を述べたいと思います。大変ありがとうございました。