【1日目】

東海道新幹線名古屋駅

    バス移動

14:40 永平寺到着

    座禅/作務

17:30 薬石(夕食)

    座禅/法話

21:00 開枕(消灯)




【2日目】

03:10 起床

    座禅/朝課

05:20 諸堂拝観

06:30 朝食
08:00 出発

    バス移動

11:30 比叡山延暦寺
    得度地見学

    バス移動

東海道新幹線京都駅



本校では、曹洞宗開祖である道元禅師の開かれた大本山永平寺に1泊2日の参禅修行を2年次に実施しています。 永平寺は福井県の山深い土地にある禅寺で、七堂伽藍を始めとした歴史ある建築物や文化財を擁し、今なお修行道場として多くの人をひきつけて止みません。

お寺での生活は、けして易しいものではありません。
曹洞宗においては、一切しゃべる事を禁じられた食事や、
厳しい礼法の中行われるすべての行動が修行であります。
生徒にとっては、つらく我慢する事も多いかもしれません。
でもその経験の中から、「我慢する力」「生きる力」を学んでほしいのです。

  • 対象 2年生全クラス
  • 日時 6/21-22(1班)、6/22-23(2班)、6/23-24(3班)  1泊2日
  • 場所 福井県吉田郡永平寺町志比5-15 大本山永平寺  

永平寺には永平寺のルールがあります。
私語をつつしむこと。
特に禅堂、風呂、トイレは「三黙道場」と呼ばれ、私語は一切禁止。
廊下は左側を静かに歩く。
手に何も持たずに立っているときは叉手(しゃしゅ)すること。
その他、布団の敷き方、たたみ方、食事の作法、などにも決まりごとがあり、生徒にとっては未体験のことばかり。
静謐な空気の中、不安と緊張感に包まれた2日間となりました。

◎開講式/薬石/座禅/開枕

写真は座禅が始まった直後のもの。この後、雲水さんが襖を閉めて回り、照明が落とされ、全体がほの暗い闇に満たされます。
鐘の音によって「終わり」が告げられるまで40分~1時間ほど、自らを見つめる、自分一人の時間を過ごします。

◎朝課/諸堂拝観

法堂での朝課は圧巻でした。150名の僧侶による低く澄み渡った読経の声が幾重にも重なり合い、お堂全体が共鳴しているようでした。 早朝の七堂伽藍を見ることができるのも宿泊した人だけの特権ですね。
傘松閣の天井画(花鳥図)の中には、花や鳥ではない「動物」が描かれている絵が5枚だけあって、すべて見つけると幸せになれるそうです。

◎比叡山延暦寺/得度地

帰途、道元禅師の得度地と比叡山延暦寺を見学した後、新幹線で東京へと向かいました。 久しぶりの精進料理以外の食事にこぼれる笑顔。(永平寺の食事は質素ではありますが、味付けは絶品でした。念のため)
たった1泊でしたが、生徒たちにとっては貴重な経験となったようです。

本校は、「調身・調息・調心」を原点とした心の教育を行っています。
自らを見つめ、自らの身をととのえ、自らの心をととのえる
厳しい規律が寺にあるのも、邪念や外界の刺激を絶ち
自らにとって最も大事なものは何なのか?考えるためなのです。
厳しい正座の思い出とともにこの事を心に刻んでもらいたいと思います。